Academic Writing Task 1で求められること
Academic Task 1では、図表、地図、工程などに示された情報を150語以上で説明します。Writing全体は60分で、Task 1には約20分、Task 2には約40分を使うことが公式に案内されています。Task 2の得点の比重はTask 1の2倍です。公式のWriting案内を確認しましょう。
この記事はAcademicが対象です。手紙を書くGeneral Training Task 1とは分けて使ってください。また、以下の短い例文は説明の一部を練習するためのもので、完成答案ではありません。

書く前に単位、期間、目立つ変化を読む
まず何の値か、単位は何か、いつの情報かを確かめます。その後で、最大・最小、増減、順位の変化、例外を探します。数字を全部順番に写す前に、読み手が最初に知るべき特徴を選びましょう。
次はBeyond作成の架空データです。3店舗の年間来客数を千人単位で示しています。実際の試験問題や事業実績ではありません。
| 店舗 | 2010年 | 2015年 | 2020年 |
|---|---|---|---|
| A | 40 | 60 | 80 |
| B | 20 | 35 | 50 |
| C | 60 | 45 | 30 |
AとBは増加し、Cは減少しています。最初に最多だったのはC、最後に最多だったのはAです。「Aが全期間で最多」とまとめると、最初の年のデータと矛盾します。
Overviewでは全体の特徴を選ぶ
上の表なら、増減の方向と最多の店舗の変化をまとめられます。
Overall, annual visitor numbers rose at stores A and B but fell at store C. Store A had the highest figure by 2020, whereas store C had led in 2010.
この例では細かい数字を本文に回しています。すべての課題で同じ文型を使う必要はありません。地図なら主な配置の変化、工程なら始点・終点や主な段階など、資料の種類に合わせて概要を選びます。
本文では比較を数値で支える
Store A’s annual visitor numbers doubled from 40,000 in 2010 to 80,000 in 2020. Over the same period, the figure for store C fell by half, from 60,000 to 30,000.
増加した店舗と減少した店舗を比べ、単位を人数へ換算しています。表の「40」を40人と書かないよう注意してください。別の段落ではBの変化を扱い、全体を支える情報を選びます。
導入、概要、本文二段落という構成は一つの練習方法です。公式に指定された段落数ではありません。情報量に応じて組み立て、答案は箇条書きではなくつながった文章にします。
方向、差、割合を混同しない
rose toは到達した値、rose byは増えた量を示します。Aの場合、40,000から80,000へ増えたので、rose to 80,000、rose by 40,000と表せます。
割合にも注意します。別の架空例として、利用率が20%から30%になった場合、差は10パーセントポイントです。元の20%に対する増加率は50%なので、「10%増」とは区別します。どの量を比べているか分からなくなったら、まず始点と終点をそのまま書いて確認しましょう。
dramaticallyなどの強い語を増やすより、資料に合う程度で説明します。図表に理由が示されていないのに、広告や景気を増減の原因として書き足すことも避けます。
見直しは内容から表現へ進める
- 資料の種類、単位、期間を正しく説明しているか。
- 概要が実際のデータ全体に合っているか。
- 選んだ比較を、正しい数値で支えているか。
- 資料にない原因や意見を加えていないか。
- 比較表現、時制、主語と動詞の一致を確認したか。
最初は概要と比較の二文だけを練習し、次に時間を計って全体を書きます。この表の表現を覚えたら終わりにせず、別の資料でも重要な情報を選べるか確かめてください。Task 2の説明不足が気になる場合は、Writingが6.0から伸びないときの見直し方も参考になります。
答案のどこを直すか具体化する
元の資料と自分の答案を並べ、情報の選び方と表現のどちらに課題があるか相談しましょう。
IELTS Writing対策を見る形式の確認日:2026年10月1日。表・計算例・例文・練習方法はBeyond作成。特定のバンドが付いた答案ではありません。