Beyond English School
更新日:2026-10-01
6.0が続いたからといって、原因が全員同じとは限りません。まず最近の答案を二つ並べ、どこで読み手に負担をかけているかを調べます。難しい単語を増やす作業は、その後でもできます。
四つの評価軸で問題を分ける
IELTS Writingは、課題の達成・応答、文章のつながり、語彙、文法の四つの観点で評価されます。最初の観点はTask 1ではTask Achievement、Task 2ではTask Responseと呼ばれます。以下では主にTask 2の答案を見直します。Task 1とTask 2は別々に評価され、Writing全体ではTask 2の比重が大きくなります。公式の採点説明を、自分の答案を見る共通の軸にします。
| 観点 | 答案で確かめること |
|---|---|
| 課題への応答 | 設問のすべての要求に答え、理由を十分に説明しているか。 |
| 文章のつながり | 段落の順序と文同士の関係を読み手が追えるか。 |
| 語彙 | 意味が正確か。難しい語への置き換えで不自然になっていないか。 |
| 文法 | 文の形を使い分け、繰り返す誤りを制御できているか。 |
理由を書いたつもりになっていないか
公式のTask 2の記述では、Band 6に、考えの説明不足や不明確さが残り得ることが示されています。Band 7では、立場と主要な考えをより十分に展開することが求められます。これは「この表現を入れれば7になる」という採点公式ではありません。公式評価基準を答案全体に照らして読みます。
一段落を直す練習例
次はBeyond作成の練習例です。採点済み答案や実際の受験者の文章ではありません。
Public transport is good because it is convenient.
便利だという評価を、もう一つの抽象的な評価で支えているだけです。誰に、どんな条件で、どのような利点があるかを具体化します。
Frequent buses can make commuting easier for people who do not own a car. If services run early enough for the start of a shift, those workers can reach jobs beyond walking distance.
ここでは利用者、条件、結果を足しました。長くするためではなく、読み手が理由を追えるようにするためです。この例だけに特定のバンドを付けることはできません。
次の一週間の修正サイクル
- 自分の段落を一つ選び、主張と理由に別の印を付ける。
- 「なぜそうなるか」が省略された箇所を探す。
- 必要な条件、仕組み、具体例を足し、関係の薄い文を削る。
- 第三者に読んでもらい、分かりにくい箇所を確認する。
- 翌日、元の文を見ずに書き直す。
- 別の題材でも同じ説明方法を使う。
文法の誤りが主な課題なら、同時に全部を変えず、繰り返す一つの形に絞って確認します。改善の確認には答案と再回答が必要で、練習日数だけでは判断できません。
添削を受けるときに聞くこと
「どの文をどう直すか」に加え、「次の答案で自分が再現すべき判断は何か」を聞いてください。修正文を受け取ることと、自分で書けるようになることの間に、もう一段階あります。
公式情報の確認日:2026年10月1日。例文と練習手順はBeyond作成。