Beyond English School
更新日:2026-09-30
発表原稿が完成した後に、質問への対応を練習する時間も確保しましょう。質疑応答では、研究内容を理解していることと、英語で質問を処理して短く返答することの両方が必要です。
質問を五つの方向から作る
自分の研究について、①研究上の問い、②方法の選択、③結果の解釈、④限界、⑤次の研究、の五つから質問を作ります。以下は練習用の例です。
- Why did you choose this method?
- How do you interpret this difference?
- Could another factor explain the result?
- What is the main limitation of your study?
- What would you investigate next?
分野の同僚には内容面の厳しい質問を、別分野の相手には前提の説明を求める質問をしてもらうと、異なる種類の練習ができます。
聞き取れないときは、分からない箇所を示す
| 場面 | 英語例 |
|---|---|
| 質問の最後を確認する | Could you repeat the last part of your question? |
| 質問の意味を確かめる | Are you asking whether the same result would occur in a different setting? |
| 用語を確認する | Could you clarify what you mean by “transfer” here? |
分かったふりで別の質問に答えるより、確認してから回答を始めます。聞き取れなかった音と、理解できなかった概念も分けて扱いましょう。
最初の一文で回答する
回答は、結論、根拠、必要な限定の順に組み立てて練習できます。
We chose this method because it allowed us to compare the same participants over time. However, our design does not establish causation.
これは構成を示す架空の例です。自分の研究に合う内容へ置き換えてください。「良い質問ですね」を長く続けるより、質問への答えを早く示す練習をします。
分からないことと、調べていないことを区別する
研究で検証していない点を聞かれたら、その境界を明確にします。例えば“We did not measure that in this study.”と伝え、その後に必要なら次の研究方法を述べます。結果が支えていない説明を、その場で事実のように補わないことが重要です。
7日間の準備例
- 問い、方法、結果、限界を各一文でまとめる。
- 五つの方向から想定質問を作る。
- 短い回答を録音し、質問とのずれを確認する。
- 同僚に質問を言い換えてもらう。
- 回答の途中で追加質問をしてもらう。
- 原稿を閉じ、キーワードだけで模擬質疑を行う。
- 残った弱点を一つずつ確認する。
この日程は準備の一例です。研究の内容、英語力、発表までの期間に合わせて調整してください。
発表の準備とつなげる
質問に答える練習で説明不足が見つかったら、スライドや発表原稿も見直します。質疑応答は発表の最後に付ける飾りではなく、研究を相手に理解してもらうための一部です。
本記事の練習手順と例文はBeyondによる教育用の提案です。