TOEIC / Score Improvement

TOEICの勉強法|試験時間・時間配分とPart別対策

最終更新:2026年11月2日

TOEIC L&Rの試験時間と受験方式の違い、Reading 75分の時間配分例を紹介。Part別の誤答を振り返り、一週間の学習計画を作ります。

目標点、提出期限、受験方式を確認する

目標スコアと提出期限を確認し、現在のListening・Readingの点数と比べましょう。受験するのが公開テストか、勤務先や学校が実施するIPテストかも確認すると、形式に合った教材を選べます。

TOEIC L&Rの試験時間は?公開テストとIPオンラインの違い

公開テストの解答時間は約2時間です。IIBCの公式形式では、Listeningが約45分・100問、Readingが75分・100問。一方、IPテストのオンライン方式は約1時間・90問です。この記事のPart別練習と時間配分は、公開テストなどのマークシート方式を対象にしています。

試験時間と会場にいる時間は別です。公開テストには受付、説明、用紙回収などの時間もあります。午前・午後の区分と集合時刻は、受験票とIIBCの当日案内で確認してください。

各Partで何をするのかを知っておくと、模試の結果を振り返りやすくなります。

Part・問題数問題形式と答え方
Listening
Part 1:6問
写真描写問題。写真を見て、流れる説明の中から写真に合うものを選びます。
Listening
Part 2:25問
応答問題。短い質問や発言を聞き、自然につながる返答を選びます。
Listening
Part 3:39問
会話問題。2〜3人の会話を聞き、内容についての質問に答えます。
Listening
Part 4:30問
説明文問題。アナウンスなど、一人が話す音声を聞いて質問に答えます。
Reading
Part 5:30問
短文穴埋め問題。一文の空所に入る語句を選びます。
Reading
Part 6:16問
長文穴埋め問題。文章全体の流れも読みながら、空所に入る語句や一文を選びます。
Reading
Part 7:54問
読解問題。メールや案内などを読み、必要な情報を探して答えます。複数の文書を照らし合わせる問題もあります。
TOEIC試験へ向けて問題に取り組む受験者

模試で正答数・所要時間・間違えた理由を確かめる

まず現在の形式に合う模試を、指定された時間で解きます。採点後はPart別の正答数に加え、Readingの各Partを終えた時刻、未着手の問題、迷った問題を記録します。

復習は、次の手順で進めます。

  1. 間違えた箇所を探す。「語を知らなかった」「音が聞き取れなかった」「文の意味や条件を読み違えた」「根拠を見つけられなかった」「時間が足りなかった」など、答えにたどり着けなかった理由を書き留めます。一つの問題に複数の原因があっても構いません。
  2. その箇所を練習する。知らなかった単語や文法を復習し、読み違えた箇所を確認します。Listeningで聞き逃した部分は、下の例のように音声とスクリプトを使って練習します。
  3. 解説を閉じて解き直し、別の問題でも試す。覚えた単語や読み方を使って解けるか、正解の根拠とともに確かめます。

公式結果のAbilities Measured(項目別正答率)は、語彙や文法、内容理解などの項目ごとの正答率を示しています。手元の模試のPart別記録と合わせて、練習する内容を選ぶ参考にできます。スコアの目安は、使用する模試の換算表や説明を確認してください。

英語音声を聞き、TOEIC Listeningを練習する学生

Listening:聞き取れなかった原因に合わせて復習する

聞き逃した部分だけをもう一度聞き、次にスクリプトを読みます。文字なら理解できる場合は、語のつながり、弱く発音される箇所、区切りを確かめます。短い区間を聞いてから声に出して読み、原音と比べてみましょう。

文字でも意味が分からなければ、知らない単語や文の構造を確認します。意味が分かってからもう一度聞くと、音声がどの語句に当たるのかも確かめやすくなります。

Part 3・4では、質問が何を尋ねているかにも注目します。例えば「話し手が次にすること」を聞かれたのに、最初の予定を選んでしまった場合は、会話の後半で予定が変わっていないか聞き直します。変更前と変更後をメモすると、取り違えた箇所が分かります。

長文を読み、TOEIC Readingを練習する学習者

Reading:単語・文法と、文章の条件を確認する

Part 5・6では、単語の意味、品詞、文法、文脈のどこで間違えたかを確認します。Part 7では、書き手の用件や条件をつかんでから、設問に必要な情報を探します。

Part 5:空所の前後から、必要な品詞を考える

次の文の空所に入る語を選んでみましょう。

Please read the instructions ------- before using the equipment.

  • (A) careful
  • (B) carefully
  • (C) care
  • (D) caring

答えは(B) carefullyです。「注意深く読む」のように、動詞readの動作を説明する副詞が入ります。carefulは形容詞で、a careful reader(注意深い読み手)のように名詞を説明します。

(A)を選んだ場合は、read carefullyとa careful readerを比べ、形容詞と副詞の働きを復習します。carefullyの意味が分からなかった場合は、「注意深く」という意味をcheck the details carefullyなどの短い句と一緒に覚えましょう。

Part 7:案内文の変更点を読む

次の案内文を読んでみましょう。

The workshop has moved from Room 3 to Room 5. It will still begin at 10 a.m. Please bring your laptop.

Question: Where will the workshop take place?

答えはRoom 5です。moved from Room 3 to Room 5は会場の変更を、still begin at 10 a.m.は開始時刻が変わらないことを示しています。stillを見落としていなかったか確認し、別の案内文でも変更点を探してみましょう。

Reading 75分の時間配分を、模試で試す

時間不足の場合は、Part 7だけでなく、Part 5・6で迷い続けていないかを確認します。まずは次の配分を試し、正答数と解き終えた問題数を見ながら調整しましょう。

Part使う時間の例Reading開始からの経過時間
Part 510分10分まで
Part 610分20分まで
Part 755分75分まで

Part 5を急いでミスが増える場合は、Part 5に使う時間を少し長くして調整します。例えばPart 5を12分にすると、Part 6を10分、Part 7を53分にすれば合計75分です。Part 7で残った問題数も見て、無理なく解き進められる配分を探しましょう。

時間制限なしでも解けない問題は、語彙や文法、文章の意味を確認します。時間制限なしなら解ける問題は、迷って止まった箇所を調べます。例えば、Part 5で毎回選択肢の品詞を考え直しているなら、同じ語の形容詞・副詞を短い文で使い分ける練習が役立ちます。

ListeningとReadingを組み合わせた一週間の練習例

今週減らしたい間違いを決め、短い練習を組み合わせます。ここでは、音の聞き取りと、Readingの品詞・条件の読み取りを練習する例を紹介します。

日練習例
月・水:各20分聞き逃した短い区間をもう一度聞きます。スクリプトで意味を確認し、音声を聞いてから声に出して読みます。最後はスクリプトを閉じて聞きます。
火・木:各20分火曜はPart 5の品詞問題を練習し、動詞を説明する語と名詞を説明する語を確認します。木曜はPart 7の案内文を読み、変わった条件と変わらない条件をメモします。
金:20分今週覚えた語を別の短い句や文で使います。例えばread carefullyを練習したら、check the details carefullyも声に出して読み、意味を確かめます。
週末:30分以上重点Partの新しい問題を時間内に解き、正答数と所要時間を記録します。品詞や条件の読み違い、同じ音の聞き逃しが残っていないか見直します。

Readingが主な課題なら、Listeningの日の一部をReadingに充ててもよいでしょう。試験全体を通して解く日は、この短い練習とは別に約2時間を確保します。

次の模試で、同じミスが減ったか確認する

例えば、前回はPart 5に10分使い、品詞問題でミスが多かったなら、次は品詞問題の誤答数とPart 5全体の所要時間を比べます。Part 5を12分に調整した場合は、Part 7で解き残した問題数も確認しましょう。速く解けたかと、正しく解けたかの両方を見ると、翌週に続ける練習を決めやすくなります。

答案をもとに学習の順序を相談する

最近のスコア、模試、目標と期限を用意し、どの課題から取り組むか相談しましょう。

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公式情報の確認日:2026年11月2日。