英語独学勉強法!
レベル別に最大限の効果を
出す方法を解説!

更新: 2023-05-16

眼鏡をかけた女性が本を2冊持っている

英語の独学方法についてお悩みですか?
英語の独学の方法って何が正しいのか
分からず、方法に悩みますよね。

本記事では効果的な英語独学方法を
レベル別に解説していきます。

独学の際の英語ノートの作り方についても
解説していきますので、英語独学勉強法に
ついて知りたい方はぜひ参考にしてください。

英語の独学を行おうかと考えている方は、以下のような悩みをお持ちではないですか?

 ・何時間ぐらい勉強したらどれくらいの効果があるのか分からない

 ・レベル別の英語独学法が知りたい

 ・独学勉強法で注意することはある?

英語の独学は自宅で気軽にできるというメリットもありますが、どのように行ったら良いのか分からないというデメリットも。

 

結果から簡単に申し上げると、効果的な英語独学法はレベルによって異なります。

 ・初級者 → 単語を覚える

 ・中級者 → シャドーイングで4技能のバランスを整える

 ・上級者 → 実践練習をしながら表現力を養う

これらの学習法を行うことにより、 総合的に英語力をつけ英会話力をアップさせることができるでしょう。本記事では、英語独学勉強法や独学の際の英語ノートの作り方についてご紹介します。

ノートに何か書こうとしている

英語学習時間とTOEICのスコア

目標スコア

TOEIC

スコア

350点

450点

550点

650点

750点

850点

950点

250点

200
時間

425
時間

700
時間

950
時間

1150
時間

1450
時間

1750
時間

350点

225
時間

450
時間

700
時間

950
時間

1225
時間

1550
時間

450点

225
時間

450
時間

700
時間

925
時間

1300
時間

550点

225
時間

450
時間

725
時間

1050
時間

650点

225
時間

500
時間

825
時間

750点

275
時間

600
時間

850点

325
時間

上記の表はOxford University Pressによる英語指導者のためのガイドを参考にしたものです。この表では現在のスコアと目指すスコア、目標スコアに達するために必要な勉強時間を表しています。例えば現在TOEIC450点の方がTOEIC750点を目指すには、700時間の勉強時間が必要であることが分かりますね。TOEICの点数は英会話力と単純に比較することはできませんが、独学をする時間を考えるときの目安にしてください。

授業中に生徒が手を挙げている

レベル別!英語独学勉強法

冒頭でもご紹介しましたが、おすすめの英語独学法は下記の通りです。

 ・初級者 → 単語を覚える

 ・中級者 → シャドーイングで4技能のバランスを整える

 ・上級者 → 実践練習をしながら表現力を養う

それではさっそく、英語独学法をレベル別にみていきましょう。

初級者におすすめの英語独学法

初級者の方が独学で英語を勉強する際は、単語を覚えるようにしましょう。英語力を上げるには、語彙力の構築が欠かせないからです。例えば非ネイティブの人が海外留学をするには、8,000語ほどの語彙力が必要だと言われています。いきなり8,000語を目指すのは難しいですので、まずは4,000語を目指し中級を目指していきましょう。

中級者におすすめの英語独学法

中級者の方が独学で英語を勉強する際は、シャドーイングを中心に勉強しましょう。シャドーイングとは、聞こえてきた英語の音声のすぐ後に続いて英語をリピートする勉強法です。音声のスクリプトは見ながらでも隠しながらでもOKですが、スクリプトを隠した方が難易度を上げ脳に負荷をかけることができます。シャドーイングを行うことにより、リスニング力とスピーキング力を鍛えることができますので、中級者の方は独学で積極的に行っていきましょう。

上級者におすすめの英語独学法

上級者の方が独学で英語を勉強する際は、実践練習を通して表現力を磨いていきましょう。表現力をさらに養うことで、さらに細かいニュアンスまで表現できるようになります。実践練習は、英会話カフェなどに行っても良いですし、語学交流サイトなどを利用するのも良いでしょう。相手が使っている表現の中で、新しく知るものがあればノートに書き留め覚えるようにしてください。また、上級者の場合はスピーキング力とリスニング力だけでなく、リーディング力やライティング力もバランスよく伸ばすことで、より実践的な英語力をつけることができます。

英語の勉強ノート

英語独学に欠かせない!
効果的なノート作りのポイント

英語の独学を行うときに欠かせないのが、英語表現などを書き留めた「英語ノート」です。実は英語ノートの作成を以下のように工夫することで、英語学習は何倍も効率化します。

 ・日本語はなるべく書かない

 ・覚えたい表現だけを書く

 ・メモ用の余白を残しておく

それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。

 

日本語はなるべく書かない

英語ノートには、なるべく日本語を書かないようにしましょう。日本語を書くと、どうしても日本語に目がいってしまい、英語を読む機会がなくなってしまうからです。読んですぐに意味が分からない英文でも、日本語に頼ることなくその都度調べて理解するようにしましょう。そうすることで新しい知識を覚えることができるだけでなく、英語のリーディング力を鍛えることができます。

 

覚えたい表現だけを書く

英語ノートには、英会話で自分が使いたい表現だけを書くようにしましょう。使わない表現を覚えても良いのですが、使いたい表現だけを選んで書き留めた方が効率よく英語を学ぶことができます。また、覚えたい表現というのは、すでに自分が理解できている英文です。覚えたい英文と、そうでない英文を取捨選択することで、より自分に合った英語ノートを作ることができるでしょう。

 

メモ用の余白を残しておく

英語ノートを作るときのコツは、メモ用の余白を残しておくことです。英語ノートは一度書いて終わりではありません。英語表現を書き留めることよりも、それから何度も見直すことに意義があります。そのため、復習の際に気づいたことなどを書き込むメモ用の余白を残しておくと良いでしょう。また、覚えにくい部分などは絵を描いて記憶に残りやすくするのもおすすめです。

黒人男性が図書館で腕組みをしている

英語独学を行う時の注意点

英語の独学を行なっていると、誰かに間違いを指摘されるということもありません。間違った方法で独学を続けてしまうと、せっかく勉強しているのに時間を無駄にしてしまうということもあるでしょう。そこで独学の際に気をつけたいのが下記の3点です。

 ・分からない点をそのままにしない

 ・常に「これは英語で言えるか?」を自分に問う

 ・文章は主語を”I”にして覚える

ここでは英語独学を行う際の注意点について解説します。

 

分からない点をそのままにしない

英語の独学を行う際は、分からない点をそのままにしないようにしましょう。分からないところをそのままにしてしまうと、理解が曖昧となり最後には壁にぶつかってしまうからです。例えば英語の問題を解いていて、なぜその答えになるのか分からなかったとします。そのような時は「まあ良いか」と諦めるのではなく、必ず疑問を解決するようにしましょう。疑問点は語学学習サイトなどで質問するのも良いですし、ネイティブスピーカーの知り合いがいれば聞いてみるのもおすすめです。英語で何かを質問するのも勉強の一つだと考えて、疑問点は解決してから次に進むようにしてください。

 

常に「これは英語で言えるか?」を自分に問う

英語の独学を行う際は、日常的に日英翻訳を意識しましょう。例えば「今日はお酒を飲んでいないから『しらふ』です」と日本語で言った時に「しらふ」は英語で何と言うのだろう?と疑問を持つことが大切。(ちなみに「しらふです」はI’m sober.と言います)このように常に日英翻訳を意識すると、英語で言うことができない表現をたくさん見つけることができます。日本語では簡単に言えるのに、英語では言えない表現はたくさんありますよね。これを一つ一つ英語にして覚えることで、英会話力はどんどん上がっていくでしょう。

 

文章は主語を”I”にして覚える

独学で英文を暗記する時は、主語を”I”にして覚えることをおすすめします。主語を”I”にすることで、英会話でそのまま使うことができるからです。例えばShe’s an early bird.(彼女は早起きです)よりもI’m an early bird.(私は早起きなんです)の方が使いますよね。英会話というのは基本的に相手の話を聞き、自分のことを話しますので、SheやHeが主語の英文よりも主語が“I”の英文の方が使用頻度が高いです。特に英会話力を伸ばしたい方は、例文の主語を“I”に置き換えて覚えましょう。

パソコンとノートとコーヒーがテーブルの上に

英語の独学は無理?
独学以外で英語を勉強する方法

英語学習の方法は、独学だけではありません。ここでは、独学以外の英語を学ぶ方法について考えてみましょう。

 

海外留学をする

海外留学は短期間に集中的に英語力を伸ばしたい方に最適な方法です。まとまった時間と費用が必要ですが、毎日長時間英語に触れることができるので数ヶ月で飛躍的に英語力を伸ばすことができます。海外留学のメリットは英語圏で生活をすることで大量の英語に触れることができる点。一方デメリットは、まとまった時間と費用が必要なので社会人には難しいという点です。海外留学は留学先の国によっても特徴が異なります。詳しくは「英会話を習得したい人におすすめの留学先は?」をご覧ください。

 

英会話スクールに通う

英会話スクールは、日本にいながら効率的に英語力を伸ばしたい方に最適な方法です。予算と時間に合わせて英語を学習することができますので、取り組みやすく続けやすいのが特徴だと言えるでしょう。英会話スクールのメリットは英語学習を習慣化してモチベーションを保つことができる点。一方デメリットは最適な英会話スクールを見つけるのが難しい点です。英会話スクールのメリットとデメリットについては「英会話スクールに通うメリットは?デメリットまで徹底解説!」で解説していますので、参考にしてくださいね。

もし仙台周辺で英会話スクールをお探しでしたら、ぜひ当スクールBEYONDの無料体験レッスンにお越しください。BEYONDでは英会話に必要な知識だけでなく、異文化理解を通して着実に英語力を伸ばしていくことができます。

水色のシャツを着ている人が本を開こうとしている

英語の独学は
正しい方法で
効率的に行おう!

今回は英語の独学方法について解説しました。英語の独学はほんの少し工夫することで効果を劇的に上げることができます。独学の際のノート作りは非常に大切ですので、本記事で紹介したポイントを押さえてより効率的に学習するようにしましょう。

また、英会話スクールと独学を組み合わせて学習するのもおすすめ。もし仙台で英会話スクールをお探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にBEYONDまでお問い合わせください。独自のカリキュラムで最大限の効果を上げることができますので、短期間で英語力を上げたい方にも最適です。