“フリーランス”という言葉を聞いたことはありますか?それでは、“リモートワーク”はいかがでしょうか?どちらも現代社会を席巻する大事なキーワードです。フリーランスとは、会社に属さず個人として仕事を受注するタイプの仕事の形態であり、リモートワークとは、会社に勤めつつも、自宅やカフェなどから仕事をするという仕事の在り方です。
これらは、現代社会のトレンドを如実に表す氷山の一角にすぎません。木を見ずに、森を見ようじゃありませんか。日本、いや世界が直面しているのはビジネスの「個人化」です。会社に属さずに、プロジェクトベースで仕事にあたる人の数は、今後、間違いなく増加の一途を辿るでしょう。それこそ「パソコン一台でどこからでも仕事ができる(もちろんパソコンに限ったことではありませんが…)」世の中です。
現在社会では「〇〇に勤めています」という表明がある種の「仕事レベルの尺度」として機能していますが、これは将来的に全く意味を成さなくなるでしょう。これに代わる言葉は「〇〇さんと〇〇のプロジェクトでご一緒して、〇〇人のフォロワーを獲得しました…TOEICの点数は740点で…普段からアメリカのお客さんとやり取りをし…」といった具合でしょうか。このように具体的な一件一件の成果や「わかりやすいスキル」が大きな“ひき”を生むわけです。ここで「点数」を挙げたのには理由があります。具体的な数字は個人のスキルを客観的かつ端的に伝えるために便利なツールです。
これに代わる何かが生まれる(例えば、より包括的な指標を用いたスキルを評価するシステムなど)可能性は大いにありますが、当分は、このような数値が大事になることは明白です。あなたは「個人レベルでのブランディング」を余儀無くされる時代に備えていますか?荒波に飲まれないために、「波乗り」の仕方を学びましょう。