TOEICの点数を上げるには
パーソナルコーチングがおすすめ!
効率的な勉強法は?
更新: 2024-08-27
TOEICの点数を上げたいと考えている方、
効率的な勉強法が分からずに悩んでいませんか?
本記事では、効率的にスコアアップをするための
勉強法やマインドについて解説します。
TOEICの基本情報や平均点についても
解説していきますので、TOEIC受験予定の
方はぜひ参考にしてください。
TOEICの点数を上げたいと考えている方は多いですよね。TOEICの点数があれば英語力の証明にもなりますし、就職や転職、昇進にも有利になります。
一般的にTOEICの点数を100点上げるには200時間〜500時間の勉強時間が必要だと言われていますが、できることなら時間をかけることなく効率的に点数アップを目指したいですよね。
そこで今回は、TOEICに関する基礎情報からスキル別の対策法まで徹底的に解説していきます。TOEICの点数を上げるために必要なことについても解説していきますので、TOEIC対策に無駄な時間を掛けたくない方はぜひ参考にしてください。
確認しておきたいTOEICの概要と平均点
前回のブログではTOEICの英語学習時間とTOEICのスコアについて説明しました。そのブログはこちら:https://beyond-ets.jp/self-study/
TOEICは一般財団法人国際コミュニケーション協会が運営する英語力を測るためのテスト。
「TOEIC」といえば一般的にはリスニング力とリーディング力を測る「TOEIC L&R」のことですが、実は他にもスピーキング力とライティング力を測る「TOEIC S&W」やスピーキング力を測る「TOEIC Speaking」などもあります。
本記事では一般的な「TOEIC L&R」について解説していきますね。「TOEIC L&R」はリスニング100問、リーディング100問の合計200問で2時間のテスト。満点は990点です。
そんなTOEICの平均点についてまとめたのが下記の表。
実施日 | リスニング平均点 | リーディング平均点 | トータル平均点 |
2020年1月 | 320.6点 | 260.6点 | 581.2点 |
2019年12月 | 327.6点 | 267.8点 | 595.4点 |
2019年11月 | 318.4点 | 267点 | 585.5点 |
2019年10月 | 326.6点 | 270.9点 | 597.5点 |
2019年9月 | 321.2点 | 261.9点 | 583.1点 |
2019年7月 | 321.9点 | 259.6点 | 581.5点 |
2019年6月 | 321.4点 | 262.3点 | 583.7点 |
2019年5月 | 328.6点 | 268.2点 | 596.8点 |
上記の表を見ると、TOEICの平均点はおよそ580点前後であることが分かります。TOEICを運営する一般財団法人国際コミュニケーション協会によると、TOEICの点数のランクは下記の通り。
・Aランク 860点以上(受験者上位10%)
・Bランク 730点以上(受験者上位20%)
・Cランク 470点以上
・Dランク 220点以上
・Eランク
215点以下 就職や転職などで英語力をアピールするにはスコア600点以上、実際に英語を使って仕事をするならスコア700点以上、外資系などで仕事をするならスコア800点以上あれば理想的です。例えば旅行会社のJTBが求めるスコアは730点以上、日産自動車が求めるスコアは700点以上となっています。
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効果を最大限に上げるTOEICのリスニングの勉強法
TOEICのリスニング勉強法には、以下の2つの方法がおすすめ。
・耳を慣らして音声知覚力を上げる
・シャドーイングをして細かい音を聞き取れるようにする
ここではTOEICリスニングの勉強法について解説します。
耳を慣らして音声知覚力を上げる
リスニング力を上げるためには、まずは英語の音声に耳を慣らしましょう。具体的には1日2時間は英語を聞くことをおすすめします。耳が英語に慣れることで、音声知覚力が上がるからです。
音声知覚力とは英語を音声として認識する力のこと。例えば英語で「apple」と聞こえた時に「アップルと聞こえた」と認識できるのが、音声知覚力。一方「アップルとはりんごのことだ」と意味を認識できる能力のことを「意味知覚力」といいます。
音声知覚力がなければ、いくら単語帳で単語を勉強してもリスニングを聞き取ることができません。覚えた知識を無駄にしないためにも、まずは英語に耳を慣らしていきましょう。
シャドーイングをして細かい音を聞き取れるようにする
リスニング力を上げるには、シャドーイングをして細かい音を聞き取れるようになりましょう。シャドーイングとは聞こえてきた英語音声を追うようにリピートしていくトレーニング法です。シャドーイングを行う時は、スクリプトを見ながら行なっても、スクリプトを見ずに行なっても構いません。
シャドーイングを行うと、一言一句もらさずに英語をリピートしますので、細かい音を聞き取る力を養うことができます。スクリプトを見ながら行えばリスニング力だけでなく速読対策になりますし、スクリプトを見ずに行えば音声知覚力を上げることができるでしょう。
シャドーイングは脳に負荷がかかりますが、非常に有効なトレーニング。1日20分1ヶ月続けるだけでも、リスニング力を大きく上げることができますよ。
効果を最大限に上げるTOEICのリーディングの勉強法
TOEICのリーディングの勉強法には以下の2つがおすすめ。
・文法事項を押さえながら精読する
・音読をして速読力をつける
ここではTOEICリーディングの勉強法についてご紹介します。
文法事項を押さえながら精読する
リーディング対策には文法事項を押さえながら精読することが大切です。文法を理解しながら英文を読み込むことで、今まで読めなかった英文が読めるようになります。ポイントは文法事項を押さえながら行う点。どのような英文構造になっているのか一文一文確認し、分からないところがあれば理解できるまで調べるようにしましょう。
精読は一般的なテキストを用いて行なってもOKですが、精読専用のテキストを使うと解説がより詳しくなっています。精読は時間と手間がかかるトレーニング法ですが、その分リーディング力もつきますよ。まずは400語程度の英文を1日1つ精読するところから始めていきましょう。
音読をして速読力をつける
リーディング対策には音読をしながら速読力をつけることが大切です。TOEICのリーディング問題は時間内に解くことが難しく、時間を掛けずに問題を解く力が必要。英文を読むスピードを付けたい方は、音読を繰り返し行うことで速読力をつけていきましょう。
TOEICの問題を解いている時は、声に出さずに英文を読んでいますが、その黙読のスピードは音読のスピードと等しいです。音読をしている時も、脳の中で音声が聞こえていますよね。その声を口に出しているのが「音読」。つまり音読のスピードを上げれば黙々のスピードも上げることができます。まずは1日30分、1ヶ月くらい続けてみると効果を実感できるでしょう。
TOEICのスコアアップに必要なこと3つ
TOEICの点数は勉強時間に比例して順調に伸びるわけではありません。勉強しているのに伸び悩む「停滞期」が必ず訪れるのです。では、停滞期を少しでも減らすにはどうしたら良いのでしょうか。TOEICのスコアアップに必要なポイントは以下の3つです。
・個人の弱点や強みを正確に判断すること
・弱点を克服するために正しい勉強をすること
・習慣をつけ継続して学習すること
ここでは、TOEICで点数アップを狙うときのマインドについてご紹介します。
個人の弱点や強みを正確に判断すること
TOEICの点数アップのためには、個人の弱点や強みを正確に把握することが大切。点数が伸び悩む原因は人それぞれ異なるため、個人に特化した対策が非常に大切だからです。例えばネットには「誰かが成功した英語学習法」が数多く載っていますが、必ずしもその方法が誰にでも当てはまるとは限りませんよね。
では、どのように個人の弱点や強みを判断するのか。これは、英会話スクールなどのプロに客観的に判断してもらうのが最適。プロに頼めば正確な判断ができ、判断するための時間も節約することができます。
弱点を克服するために正しい勉強をすること
TOEIC点数アップのためには、弱点を克服するための正しい勉強をするようにしましょう。例えば間違ったフォームでスイングをしても、野球は上手くなりませんよね。それと同じで英語学習においても正しい方法でトレーニングを行うことが大切です。
独学の場合は、シャドーイングやディクテーションの正しいやり方を調べてから行うようにしましょう。時間を節約したい方は、英会話スクールのプロの講師に対策を依頼することも有効です。せっかく時間をかけて勉強するのですから、その時間が無駄にならないよう、正しい勉強法を心がけましょう。
習慣をつけ継続して学習をすること
TOEIC対策を含めた英語学習には、継続が非常に大切です。1ヶ月ジムに通っただけではボディービルダーになれないように、短期間英語を勉強しただけでは総合的な英語力をつけることはできません。
例えば英会話スクールで1ヶ月TOEIC対策コースを受講したら、教えてもらった方法で英語学習を続けるようにしましょう。そうすることでさらなる点数アップが見込めますし、総合的な英語力も伸ばすことができます。
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